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基礎から学ぶプラモデル

ビギナーの方がプラモデル塗装するときは、基本や概要を抑えておきましょう。まず注意してほしいのが、塗装ツールになります。ここで選ぶべきはビギナーでも取り扱いやすいエアブラシになります。ただしノズルのサイズやタイプによって使い勝手が違ってきます。

ビギナーに最もおすすめなブラシは、ノズルが0.3mmものになります。細い線に適した0.2mm、広い箇所に適した0.5mmもありますが、0.3mmであれば、細かいところから広いところまで様々なメソッドに対応できるので無駄がなく、戦闘用車両やカーモデルなどを塗装するのに適しています。

ボタン式とトリガー式の2タイプの概要も抑えておきましょう。ボタン式は鉛筆のように持って操作するため、微調整しやすくなっています。トリガー式はモデルガンの引き金を引くようにして使用するため指が疲れにくくなっており、好みで選ぶのが良いでしょう。

カップ一体型と分離型の2種類の基本も抑えておきます。カップ一体型は掃除も簡単ですが、プラモデル塗料の量が限定されます。分離型は掃除のさいに一手間かかるもののきれいに洗い流せるので、前回使った塗料と混ざるといったトラブルを防げます。市販されている大容量カップも使えるので塗料補充のためを省けるので、分離型を選ぶのが良いでしょう。

プラモデル塗料には大きく分けて主に使用するラッカー系と水性系、かなねぬ利用のエナメル系の3種類があります。ラッカー系は原液を水で薄めるさいの調整が容易であり、広い箇所にも塗りやすく乾燥が早い、さらに塗装した上からエナメル系や水性系を重ね塗りして仕上げられるのも魅力になっています。ただしシンナー臭がするため、広い場所や換気の良い場所で塗装作業を行い、火気厳禁などの注意点を守りましょう。

水性系は、塗料特有の臭いもなく安全性も高いですが、水で希釈するさいの調整がシビアです。水の希釈が足りないと原液が固くなりすぎてノズルが詰まってしまったり、水が多すぎると色が乗らない場合があります。また乾燥させるのに時間がかかるため、エアブラシの噴射の勢いで色むらができる傾向もあります。希釈は原液の約2倍が一般的になっており、最初は薄く塗装して乾燥させてから、吹き重ねしていくのが基本的なメソッドになります。また失敗してしまった場合は、専用洗剤(お風呂用洗剤で代用可能)で溶かした水に1日浸けておけば色を落とせるため、塗装のやり直しができます。